DUEL DORAGON ~旅立ち~
ズザザーッ
「ってぇー・・・・・ドジッた・・・・」
一人の少年が足を踏み外し木の上から落ちてきた。
「んー足。いったな。ま、いいかそのうち治る」
能天気な独り言を言いながら落ちてきたその木に寄りかかり目を閉じ、そのまま眠ってしまった。
辺りは薄暗く霧がかかり数メートル先も見えない。
どのくらいの時間が過ぎただろうか・・・・少年は何者かの気配で目が覚めた。
「あんたこんな所で何してんだよ?」
少年の前に現れたのは一人の青年。
キョトンと少年を見つめ、数秒固まっていた。
・・・が、ハッと我に返り少年に話しかけた。
「こんな所で何してるって・・・・お前こそ何してるんだよ」
「ん?俺?俺足ケガして動けないの。あんたどうせ迷子だろ。村まで案内するからおぶれよ」
「ま・・・・迷子なんかじゃない!」
「じゃ、ただのアホか。一人で魔の森に入ってくるなんて」
「そーゆーお前だって一人じゃないか」
「俺はトクベツなの。イイから早くおぶって村に向かって歩けよアホ」
なんとも口の悪い少年を渋々おぶり青年は歩き出した。
「お前名前は?」
「礼儀知らねーな。聞く前に名のれよ迷子くん」
「迷子じゃない!そんな呼び方するな。俺はレビンって名前があるんだ」
「あっそ。で、何しに魔の森うろついてたんだ?」
「伝説の剣がある村に向かってたんだ」
「村に行く道は違うだろ。やっぱり迷子くんじゃねーか」
背中で大爆笑している少年に何も言い返せず、顔を真っ赤にして眉間に皺を寄せた。
何処をどう間違えたのか、気付くと深い霧の中。どちらに進めば元の道に戻れるのかワケも分からず進んでいた。モンスターとの遭遇率も霧の外とは桁違いだった。幸い比較的弱いモンスターだったからレビンも無事でいられたが文字通り迷子になって途方にくれていた時に少年と出会ったのだった。
「何でそんなありもしない剣探してんだよ」
「あるさ。ドラゴンだっていたんだ。剣だってある」
「ドラゴンを見たのか?」
「あぁ。村を焼き付くし俺の妹を連れ去った」
「・・・・竜の眼を持っていたのか」
「竜の眼?」
「ほら。出口だ!後は一人で行きな迷子くん。じゃ~な」
ピョンと背中から飛び降り村の方へ走って行ってしまった。
「ってお前!足ケガして動けないんじゃなかったのか!?」
「あんのクソガキ村の子供だったのかよ」
この怒りをどこにぶつけられるワケでもなく肩を震わせていた。
怒りをしずめ村の中に入ったレビンは体を休めるため真っ先に宿屋を探した。
大きな村とは言えないが穏やかで緑が多い良い村だと思っていた。
「あんな近くに魔物がウジャウジャいる森があるのに・・・・なんでこの村はこんなに平和なんだ・・・」
そんな事を考えながら目的の宿屋を見つけベッドに横になると疲れがたまっていたせいもあり直ぐに深い眠りについた。
夜が明けレビンが目覚めた頃には既に太陽は真上まで来ていた。
ベッドから起き上がり窓の外に目をやると大きな広場の真ん中に剣が刺さっているのが見えた。
「あの剣がそうか・・・・」
宿屋を出て広場に着くと剣が刺さっているその岩によりかかり昨日の少年が昼寝していたが、近付くとスーッと目を開けニヤリと笑った。
「迷子くんじゃねーか。何したんだよ」
「迷子くんじゃない!俺はこの剣を見に来たんだ!それよりお前、人に名前聞いておいて自分が名のらないってどういう事だよ!しかも足をケガしたなんてウソまでついて」
「ウソなんかついてねーもん。昨日も言ったケド俺トクベツだから・・・」
「トクベツってなんだよ?で、名前は?」
「名前聞いてどーすんのさ、てか、この剣迷子くんが探してる剣じゃねーよ。残念でしたー」
ベーッと舌を出し少年はまた姿を消してしまった。
「ったく、クソ生意気なガキだな・・・」
気を取り直し剣を見つめた。
「その剣ニセモノだよ。本物はお城にあるんだってママが言ってた」
その声に反応して振り返ると小さな女の子が立っていた。
「マリカ!もぅ勝手に家を出ちゃダメって言ってるでしょ」
「だってソウルがここにいたのが見えたんだもん」
マリカは口を尖らせ母親をキッと睨んでいた。
「あ、あの・・・・さっきここにいた黒髪の?」
「そうだよ。村の近くに住んでるの。マリカのお友達」
「この剣はレプリカなんですか?」
マリカの母親に剣の事をたずねるとニッコリと笑って答えてくれた。
「えぇこの村ができて直ぐに創られたそうですよ。何で創られたかなんかは知らないですけどね」
「ソウルならきっと知ってるよ」
「マリカ!さ、もう行きますよ・・・じゃぁ」
「はいありがとうございました」
レビンはマリカの頭をクシャッと撫で礼を言うと急いで村を出た。
村を出て100メートル位歩くとこじんまりとした家が建っていて煙突から煙が出ているのが見えた。
コンコン
ドアをノックするが反応がない。
「おーい!いるのか?」
更に激しくドアを叩く。
「うるせー。誰もいねーよ帰れ」
「いるじゃないか、入るぞ」
返事も聞かずレビンはドアを開け中に入った。中には不機嫌な顔でレビンを睨みつけている少年の姿。
「何だよ勝手に入ってくんな」
「まぁまぁ良いじゃないか」
「まぁまぁじゃねーよ。何しに来たんだ」
「聞きたい事があってね。良いだろ?」
「あ゛あ゛?名前か?俺はソウル。ソウル・ソード!分かったから良いだろ!出てけ」
レビンを無理矢理押して家から出そうとしたがヒョイッとかわされ更に奥へ入って行かれた。
「ソウル・ソード良い名だな。伝説の剣と同じ名だ・・・名前も聞きたかったけど他にも聞きたい事があるんだ」
「何だよ」
ソウルは諦めてレビンの話を聞く事にした。
「竜の眼って何なんだ?それと村にある剣の事」
「そのまんま。竜の眼・・・・ま、竜帝を産める証ってヤツだな」
「竜帝を産む?」
「ドラゴンにも種類がある。階級みたいなもん。竜帝になる竜は竜の眼を持ったメスからしか産まれない。村の剣は結界を張るのに昔村に立ち寄った旅人が作ったんだよ!だからあの村に魔物が近づけねーの!何にも知らねーでドラゴン追っかけてんのかよ、だから迷子になるんだぜ」
「それとこれは違うだろ」
肩を振るわせながらゲラゲラ笑っているソウルに半ば切れそうになりながらレビンは話を進めた。
「で、竜の種類って?」
「大きく別けて、黄竜・緑竜・青竜・赤竜・黒竜・・・そのドラゴンを束ねて支配してんのが竜帝。でもこんなの昔話の作りもんだよ。さ、もう良いだろ帰れって」
「やだなぁ・・・今から外に出たら危ないじゃないかあんな魔物がうじゃうじゃいる森があるんだぜ・・・・・アハハ」
下手な笑い方をしてレビンは帰る気0のオーラ。
「勝手にしろ!」
「うん。勝手にする」
ソウルはテーブルにうつ伏せになりスネた様にレビンから目をそらした。
しばらくそうやっていたがどこからか毛布を一枚持ってくると床に転がりレビンには自分のベッドに寝るように言いそのまま目を閉じた。
しばらくして静まった部屋にソウルの小さな声が響いた。
「・・・なぁ何で剣探してんだよ」
「そこまでドラゴンに詳しいのに知らないワケじゃないだろ」
「竜を倒す気かよ」
「倒すさ!そして妹を救い出す。だからドラゴンを唯一斬る事ができるソウルソードが必要なんだよ」
「伝説だろ?そんな剣あるわけないじゃん」
「ドラゴンはいた!ソウルも信じてるんだろドラゴンがいてソウルソードが実在するって。ソウルソードの伝説は各地にあるからな・・・・でもソウルお前に会って話をしたら・・・今回は本物な気がするんだもうすぐ出会える気がする。魂の剣~ソウルソード~に」
「じゃぁ行ってみればいい。それで気が済むなら・・・・・今回もガセでガッカリすんなよ」
「・・・じゃ案内しろよな、俺、迷子くんだから」
「ざけんな!勝手に迷子になってろ、寝る!」
東の海から太陽が顔を出して直ぐ・・・・何時もは小鳥達のさえずりが聞こえてくるはずが今日はけたたましい悲鳴が辺りに響き渡った。
「何だよソウル朝から悲鳴なんてあげて」
「ウルセー!!何で俺がお前の腕の中にいるんだよ!俺に何をした」
「人聞き悪い事言うなよ眠ってからしばらくしてソウルがベッドに入ってきたんだ」
「!?ウソだぁー」
「ウソじゃないさ。クソ生意気なガキだなぁなんて思ってたけどカワイイとこもあるな。まだまだ寂しん坊なんだな アハハ・・・お兄ちゃんが一緒にいてやるよ」
フルフルと身体を震わせソウルは赤面。そんな姿をレビンは微笑ましく見ていた。
「うるせぇ!!誰がお兄ちゃんだ!!まだまだケツの青い若ぞうのくせに」
「まぁまぁそう怒んなって・・・・ほら出発するぞ」
「行かねぇっつってんだろ!勝手に行きやがれ!」
「いいから・・・・お兄ちゃんとお出かけだ」
「だ・か・ら!誰がお兄ちゃんだよ」
ソウルの言葉も聞かないでレビンはそそくさと用意を済ませると無理矢理ソウルの手を引き出発した。
ズルズルと引きずられて歩くソウル。
「いい加減諦めろよ」
「とっくに諦めてるよ」
「じゃぁそんな顔して歩くな。カワイイ顔が台無しだぞ」
「カワイイとか言うんじゃねぇ気持ち悪ぃ」
こんなやり取りをしながら東の城を目指した。
2時間も歩けば城に辿り着けると聞いていたのにもうかれこれ半日以上歩いている。日も西にかなり傾いている。
「・・・・・・・・」
「クックック・・・・また迷子か?」
「知ってたのか」
「知らねぇよバーカ」
「知ってたんだな」
結局日も暮れその日は野宿する事になった二人。
辺りから木々を拾い火をつけた。
「迷子くん・・・・よく今まで無事に旅をしてこれたな。感心するぜ」
「あのな・・・・こうなったら自分も帰れないんだぞソウル」
「俺今からでも1人で帰れるもん・・・・」
「バカか!モンスターに出くわして死ぬぞ」
「お前がだろ迷子くん・・・・まだまだ大陸を渡れるレベルじゃねぇしなぁ」
「なんだよそのムカつく言い方はこれでも旅の途中で随分強くなったんだ。ま、元々強いけどな」
ちょっと自慢げにフフンと笑うレビンに対して冷ややかな視線を送るソウル。
「井の中の蛙って和の国の言葉知ってるか?」
「・・・・なんだよソレ」
「フッ。お前みたいなのを言うんだよ・・・・疲れたから寝る。明日は迷子になんじゃねーぞ」
焚き火の火が頬を照らしソウルの顔がほんのり紅く見える。
レビンはジーッとソウルを見つめていた。
『何だって俺はコイツを連れて来たんだろう・・・・こんな生意気なガキ。道案内させる為?違うだろ。もっと聞きたい事があったのか?ソウルに聞けば何でも分る気がした・・・俺よりも年下なのに。それにトクベツって何だ?村を離れて一人で暮してるし、両親は?ああ・・・・何こんなクソガキ気にしてんだ。俺頭おかしい!ん?そういえばココまで来るのに一度も・・・・』
なかなか寝付けないレビンだったがいつの間にか眠りについていた。
パキッ
火の中の木が割れる音でレビンは目を覚ました。目の前にいたソウルの姿がなく慌てて飛び起きた
「ソウル?!」
「なんだよ」
振り向くとソウルがちょこんと座り火に木々を入れていた。
「ヨカッタ本当に1人で帰ってしまったのかと思った」
「迷子1人置いて帰るわけないじゃん」
ソウルはプイとそっぽを向いて頬を紅くした。テレている顔がいつも生意気な事を言っているソウルから想像ができない。
「何だよ!いつまでも見てんじゃねーよ」
「減るもんじゃないんだから良いだろ」
「あのな・・・・」
脱力するソウル。そんなソウルも何だか可愛く見えて仕方ない。レビンはニコニコしながらいつまでもソウルを見ていた。
ソウルはヤレヤレと更に肩をおとし怒る気も失せるほどだった。
そして次の日早々に城を目指し2人は出発した。
「今日はちゃんと城に着けるといいな」
「はぁ?お前何言ってんだよ迷子くんとこれ以上一緒に野宿はゴメンだからな・・・行くぞ」
一時間程歩くと目の前に大きな城と城下町が見えてきた。
「やっと着いたな・・・・」
「お前が迷子にならなきゃとっくに着いてるっつーの」
「るせー」
毎回毎回同じようなケンカをしながら2人は城下町の向こうに見える城に向った。
城に着くと目的は同じなのかそれらしい風貌をした旅人が何組か目に入ってきた。
「・・・・・あいつらもソウルソードを・・・」
「だろうな。お前見なかったのかよ街のいろんな所にあった立て札」
目を点にしソウルを見た。
「伝説の剣・ソウルソードを抜いた者に剣と勇者の称号を与える・・・・って」
「問題ない!俺が抜く」
「お気楽な頭だな」
ケラケラと笑うレビンにやはり呆れて城への道を歩き始めた。
王の前に運ばれてきた台座に突き刺さった剣が神々しく光っていた。
「この剣。ソウルソードを抜いたものに剣と勇者の称号を与える。さぁ順に己を試してみよ」
王の言葉に旅人達は順に剣を抜こうと台座の前に立ち剣を手に取るが誰一人抜くことができなかった。
「よっし見てろソウル。俺がかっこよく剣を抜いてやる」
「へぇへぇかっこよくね・・・・抜けるもんなら抜いてみやがれ」
レビンは剣を抜こうと渾身の力を振り絞った。
・・・・・・・・・が剣はビクともしない。
あはははは・・・・
大爆笑しているソウル。
「テメ・・・コノヤロ笑いすぎだ!!」
「んなもん抜けるワケねーじゃん」
「なんでだよ!!俺に資格がないってのか?」
「まあ落ち着け旅の者。ソウルソードは使う者を選ぶのだ・・・どうだ?試しにそこの小さいのも挑戦してみたらどうだ?」
王はレビンを宥めるとソウルにも抜いてみろと言ってきた。
「俺こんな剣興味ないからイイよ別に」
・・・・・・てかこんなもんフツーの人間が抜けるワケねーじゃんイカサマ王
内心思ったが顔には出さない。
「イイから抜けチビ助」
ムカ
「あ゛あ゛?んだとコノ迷子ヤロー俺がコノ剣抜いたら一生俺の下僕だぞ」
ソウルが剣の前に立ちソレを握る。
一瞬空気がパリンと鳴った
カコン・・・・
「「抜けた!?」」
「スゲーぞソウル本当に抜いちまった!」
歓喜の奇声をあげレビンは大喜び。
周りの旅人や王は唖然としている。そうだろう。まさかこんなに小さな少年が剣を抜くとは誰も思わなかったから。
と、その瞬間ソウルはまたその台座に剣を突き刺した。
「ダー!!お前なにやってんだよ」
「だーかーらー俺こんな剣も勇者の称号も興味ねーもん・・・・・・王様安心しな今までよりもっと強力な結界張ってやったから。これからもコノ剣で城や街に人を呼ぶんだろ」
「な・・・何を言っておるんだ」
「べつに焦んなって」
ニヤリと笑って剣はいらないからと城を出てしまった。
「おい!ソウルなんで剣貰ってこねーんだよ!俺が必要なんだぞ」
「うるせーなあんなニセモノが欲しいのかよ」
「・・・ニ、ニセモノ?」
「ニセモノだろ!結界張って抜けねーようにしてやがるし」
「・・・でもお前抜いたじゃん」
「言ったろもっと強力な結界を張ったって・・・・」
「お前って本当は物凄いヤツなのか?」
「今更気付いたのかドアホゥ」
「・・・・で、お前それ・・・何貰ってきたんだ?」
「ん?これからの俺の生活費」
「ぉいぉい・・・・」
二人は村まであと1キロ位のところまで来ていた。
ソウルももう野宿はコリゴリと自分が先を歩いていた
しばらくすると何か巨大な影が頭上を通った。見上げればドラゴン。
「ド・・・ドラゴン?!」
「あいつ村に向う気じゃ?急ぐぞ」
「おお!」
ドラゴンを追いたどり着いたのはやはりソウルの住む村だった。
村は殆どドラゴンの炎で焼き尽くされていた
「ソウル・・・・」
「・・・・・・・」
「ソウル!」
「村の皆が・・・・・そういやコレがテメェのやり方だったな・・・・」
ポツリと言いソウルの表情が変わる。
「お前も早く逃げろ・・・・ドラゴンの炎で焼かれるぞ」
「バカヤロー!ソウルお前も一緒だ!ソウルソードがなけりゃドラゴンは斬れない!村が燃え尽きるまで逃げて隠れてるしか!!」
「・・・・おい」
「なんだよ」
「黄竜だ・・・・ドラゴンの中でも一番レベルが低い。お前でもソウルソードがあれば倒せる」
怒りに満ちたソウルの声に一瞬で寒気がした。
「ソウルソードなんて今無いだろ」
「願えよ・・・・ソウルソードが必要って・・・
俺を求めろ」
「!?」
ドラゴンが勢いよくレビンにむけ炎を吐き出した。それをソウルが受け止め炎を散らす。
「早く!」
「分ったよ!ソウルソード俺の元に来い!ドラゴンを斬る!!」
そうしてレビンがソウルの腕を取った。
神々しい光と共にソウルが剣へと変化していく
「・・・・・!?」
『イイから早く片付けろ俺も力を貸してやる』
ソウルソードを握り締めドラゴンに向って斬りかかった。
剣の攻撃力もあり戦いは一瞬で終わった。
ドォンと凄まじい音と共にドラゴンは地に落ちた。
「・・・・ソウル」
握り締めた剣を見つめ呼びかける
「お前がソウルソードだったんだな・・・」
剣から人の姿に代わってゆく。
「別に騙したつもりはないぞ・・・・」
「分ってる。ソウルソードは魂を持ってる剣だ・・・・むやみやたらに使えねぇって事だろ?」
「つーか本来人が手にするもんじゃねーんだよ」
グッタリと座り込み倒れたドラゴンを見た。
焼き尽くされた村。
幸い皆非難し怪我人も出なかった。
「村・・・・これから大変だな」
「あぁ・・・クッソあのヤローぜってー許さねぇ」
「あのヤローって?」
「竜帝だよ・・・・」
「んじゃ目的は一緒になったって事だなソウル♡」
「フン・・・・仕方ねーからついてってやるよ」
こうしてソウルソードを手に入れたレビンと、そのソウルソードの旅が始まった
竜帝を倒すという目的のために・・・・・・・・・・・・・・。
あとがき
いや・・・・
良いんだか悪いんだか。
続くんだか続かないんだかって感じです。
とりあえずレビンとソウルの出会いの物語。
数年前にマンガで描こうとして挫折した作品。今回はSSで挑戦。
温かく見守ってくれると嬉しいです。ハイ
2008/5/27