君へ・・・・

 

 

いつも手塚の隣で笑っている英二

そんな英二を俺はずっと見ていた

ダブルスで全国制覇しようと約束をして・・・・・・・

なぁ英二・・・・・泣かないで

手塚のためになんか泣かないでくれよ

 

また俺と一緒に夢を追いかけよう

出会った頃の英二は今と同じようにキラキラしてた

ただ・・・あの時の瞳に戻って・・・・・・

手塚を映してなかったあの時の瞳に・・・・・

 

英二は何も言ってはくれないな

親友と思っているのは俺だけなのかもしれない

俺だって親友だなんて思ってない・・・・

だから・・・・

何も言わなくても英二の気持ちは理解ってるから

手塚はイイ奴だよな。俺だって知っている

英二は手塚との未来に悩んでいるんだろう?

手塚はきっとプロになって全国を駆け巡る

一緒にいることは出来ないと知っているから

それでも手塚の隣で笑っている英二が凄くて・・・・・

 

かけがえのない君だから汚されないでいて欲しいと思っていた

きっと手塚も同じ気持ちを抱いていた

 

季節が何度過ぎても心はきっと今と同じ・・・・・・・

 

英二が好きだから

英二を愛しているから

手塚を好きな英二と同じ気持ちで

英二を好きな手塚と同じ気持ちで

俺の中だけに・・・・・・

帰れないと解っている

帰りたいと願っている

あの時のコートへ



あとがき
元ネタはteenage dreamです。
あやや様リク有り難うございました。
なんか大石一人が分かっている三角関係になっちゃいましたが
どうか受け取って下さい。